手荒れの起こりやすい季節

ここでは、 手荒れの起こりやすい季節 に関する情報を紹介しています。
気温・湿度が低下する晩秋から初春にかけては、手荒れの症状がひどくなる季節です。
 手は炊事や洗濯などの家事に加え、職場では紙、洗剤、界面活性剤、機械油など種々の化学物質が接触して刺激を受けやすく荒れやすい部分なのです。
 健康な皮膚はクリーム状の皮脂膜によって覆われ、守られています。皮脂膜ができないと表皮から水分が奪われ、乾燥します。皮脂膜の構成成分である皮脂の分泌は男性ホルモンによって支配されているため、一般に女性は男性より皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすい傾向があります。
 また皮脂の分泌量は皮膚の表面温度が高くなると増加し、皮膚表面温度が低くなると減少します。従って気温が低く、湿度も低い冬の環境では、皮膚が乾燥して肌荒れが生じやすく、手荒れも起こりやすいのです。
 手荒れを予防するためには、真冬になる前からハンドクリームで手を保護するように注意することが肝要です。
 洗剤は濃度が高くなると脱脂力が強くなり、食器や洗濯物の汚れを除去すると同時に、手の皮脂膜も奪ってしまいます。指定された濃度で使用しましょう。
 指定濃度より濃くなれば、手荒れを起こします。使用濃度を守ることが大事です。
 炊事や洗濯の時に使用する水の温度も手荒れに影響します。冷たい水は食器や洗濯物の汚れが落ちにくく、力を入れて洗うために手に物理的な刺激が加わって手荒れが起きますし、熱過ぎても手の表面の皮脂膜を洗い流してしまい、手荒れが起きます。
 手荒れが起きたら、なるべく早期に治療しましょう。
 亀裂ができると、ハンドクリームやハンドローションが“しみる”ようになり、使えなくなります。
 このため症状はさらにひどくなります。市販の軟膏やクリームの塗布で症状が改善しないようでしたら、皮膚科医による治療が必要です。
 治療用の軟膏やクリームは、水を使った後には必ず塗ってください。一度に大量に塗布するのではなく、手の皮膚の表面を薄い被膜で覆う程度の少量を、こまめに塗るようにすると効果的です。

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