一般に2アンペア以下の電流が心臓に流れると、心室細動を誘発します。しかし、それ以上の瞬時電流では、心筋細胞が同時に脱分極を起こすことによってばらばらな収縮状態が中断し、次いで各心筋細胞の興奮と刺激伝導を正常化させ、正常洞調律を回復、秩序だった拍動を再開することがあります。薬物学的に除細動しようとする試みは数多くありますが、電気学的除細動にまさるものはまだありません。使用電流としては、心筋の損傷が少なく、また、通電の時期を制御できる直流電流が用いられています。直流電流は蓄電できるので携帯用器具の製作が可能という利点もあります。
適 応
心室細動、心室粗動、上室性・心室性頻拍、頻脈を伴う心房細動・心房粗動です。 心電図モニター上で心室細動だとわかれば、とりあえず胸骨中央部に拳の小指側で強く一撃を与えます。新鮮な時期であれば、それだけで洞調律に戻ることがあります。1〜2回試みても効果がなければ電気的除細動に直ちに移ります。
パドルの位置
次の二つの位置が推奨されています。
1.胸骨上部の右側で鎖骨下部と、左前腋窩線上で乳頭のすぐ左横
2.左前胸部と背部
しかし、パドルの位置に神経質になることはありません。要はできるだけ心臓を横切って通電できる位置に2つのパドルをもってくればよいのです。
エネルギー量
アメリカで175ジュールと320ジュールを用いて、二重盲検法による効果の検討が行われました。その結果、除細動率に差はありませんでした。そのため、使用エネルギーが少なければそれだけ心筋の損傷が軽いので、少ないエネルギー量で実施する傾向にあります。一般的には成人で3ジュール/kg、乳幼児で2ジュール/kg、開胸時にはエネルギー量はさらに少なく0.5ジュール/kgが目安となります。上室性では心室性の場合よりも少ないエネルギーでよく、通常25〜50ジュールで十分です。P波への同期装置をonにして行います。
手 技
パドルにペーストかゲルをつけます。パドルを置く位置に生理食塩水に浸したガーゼをおいても可能です。むしろこのほうが引き続き胸骨圧迫心マッサージが必要な場合、手が滑らなくて好ましいともいえます。除細動器の条件をセットし、パドルを胸壁に垂直に当てて、体重をかけるようにして放電します。効果がなければ2〜3回くりかえします。これでも効果がない場合は十分な酸素投与、アシドーシスの補正、心腔内投与などを行ってから再度試みます。この間、心肺蘇生は継続します。
注 意
1.放電の際には患者以外のものを患者やベッドから離れさせる。
実施に際しては補助者と必ず声を掛け合って行い、感電を避ける。
2.通電スイッチは不用意にonにしない。
3.除細動器にはかならずアースをとる。
4.濡れた手やペーストのついた手で電極に触れない
5.放電の際、電極をしっかりと胸壁におしつけないと電極と皮膚とのあいだに放電が起こって、皮膚に火傷を起こすのみで除細動の効果は出ない。特に生理食塩水ガーゼ使用の場合、しみ出た食塩水で電極間に連絡ができやすいので注意する。
がん余命3ヶ月生還他ビデオ集
適 応
心室細動、心室粗動、上室性・心室性頻拍、頻脈を伴う心房細動・心房粗動です。 心電図モニター上で心室細動だとわかれば、とりあえず胸骨中央部に拳の小指側で強く一撃を与えます。新鮮な時期であれば、それだけで洞調律に戻ることがあります。1〜2回試みても効果がなければ電気的除細動に直ちに移ります。
パドルの位置
次の二つの位置が推奨されています。
1.胸骨上部の右側で鎖骨下部と、左前腋窩線上で乳頭のすぐ左横
2.左前胸部と背部
しかし、パドルの位置に神経質になることはありません。要はできるだけ心臓を横切って通電できる位置に2つのパドルをもってくればよいのです。
エネルギー量
アメリカで175ジュールと320ジュールを用いて、二重盲検法による効果の検討が行われました。その結果、除細動率に差はありませんでした。そのため、使用エネルギーが少なければそれだけ心筋の損傷が軽いので、少ないエネルギー量で実施する傾向にあります。一般的には成人で3ジュール/kg、乳幼児で2ジュール/kg、開胸時にはエネルギー量はさらに少なく0.5ジュール/kgが目安となります。上室性では心室性の場合よりも少ないエネルギーでよく、通常25〜50ジュールで十分です。P波への同期装置をonにして行います。
手 技
パドルにペーストかゲルをつけます。パドルを置く位置に生理食塩水に浸したガーゼをおいても可能です。むしろこのほうが引き続き胸骨圧迫心マッサージが必要な場合、手が滑らなくて好ましいともいえます。除細動器の条件をセットし、パドルを胸壁に垂直に当てて、体重をかけるようにして放電します。効果がなければ2〜3回くりかえします。これでも効果がない場合は十分な酸素投与、アシドーシスの補正、心腔内投与などを行ってから再度試みます。この間、心肺蘇生は継続します。
注 意
1.放電の際には患者以外のものを患者やベッドから離れさせる。
実施に際しては補助者と必ず声を掛け合って行い、感電を避ける。
2.通電スイッチは不用意にonにしない。
3.除細動器にはかならずアースをとる。
4.濡れた手やペーストのついた手で電極に触れない
5.放電の際、電極をしっかりと胸壁におしつけないと電極と皮膚とのあいだに放電が起こって、皮膚に火傷を起こすのみで除細動の効果は出ない。特に生理食塩水ガーゼ使用の場合、しみ出た食塩水で電極間に連絡ができやすいので注意する。
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