医者のかかり方

ここでは、 医者のかかり方 に関する情報を紹介しています。
明るくいきいきとした生活は、健康から始まります。健康のありがたみを知るのは、自分が病気になった時です。

 人間、病気になると、とても心細いもの。その時、かかりつけのお医者さん、つまり主治医と呼べる人が身近にいると、どんなに心強いことてしょう。

 あなたが病気になった時、頼りになるのが、あなたの主治医です。健康で健やかに長生きするために、あなたの健康を普段から管理してくれる主治医を決めておくことをお勧めします。

 そこでまず、どうしたらそのような主治医が持てるかを、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

 「医者のかかり方」を説明する前に、どんな理由で主治医を決めたかを語ってもらいましょう。

Aさん「そうですね。私の場合は、家の近所ということで決めました。家に近いと、身体の具合が悪い時、すぐにみてもらえますし、往診もお願いしやすいですからね。それから、内科小児科という看板も目に入り、それも決めた理由の一つです」

Bさん「私は気軽に相談しやすいお医者さんだったのて、決めました。いろいろ相談することで、信頼関係ができますし、気持のよい人間関係も生まれますからね」

Cさん「まあ、私がそのお医者さんに決めたのは、健康や病気のことを、やさしく説明してくれたからですよ。患者ってのは、自分の病気のことを詳しく知りたいもんでしょ?そんな時、診察の結果や治療方針や生活上の注意などを判りやすい言葉でやさしく説明してくれると、不安がなくなりますからね」

Dさん「私の家では年寄り夫婦と一緒に住んでいて、家族ぐるみで何かと相談にのってもらっています。家族の病歴にも詳しいので、急病のときなど、手早い対応をしてもらえます。家族の体質など、よく把握してもらっていますし、それに、必要なときには気易く病院にも紹介してもらっていますので安心です」

 今のお話にあったように、主治医を決める目安は、自宅に近い、気軽に相談しやすい、病気や健康管理についてやさしく説明してくれる、適切な病院を紹介してくれる、そういったことて、皆さん、主治医を決めていらっしャるようです。

 それでは、次に、診察を受けるときや健康相談をする時は、どのようなことに注意すれぱよいのてしょうか?

A先生「いやあ、この前もあったんですがね。患者さんがいろいろ心配されるのは判るんですが、話が要領を得ないんですよ。ま、早く治してもらいたい一心からだと思うんですが、もうちょっと順序だてて、整理して話をして欲しいですね。そうでないと、医者の方も判断に余計な時間がかかります」

 「おっしゃる通りですね。診察を受ける時は、順序だてて話をしましょう。できれば、過去にかかった治療の記録、人間ドックや健康診査の結果などを持っていき、その記録を見せたいものです。順序だてて話をしたり、記録を作ったりする時の例を、ここにあげておきましょう。

 もしあなたが病気になり、その病気で初めて診察を受ける時は、最初に今一番苦しんでいることを伝えます。

 次に、いつから具合が悪くなり始めたのかを伝えます。

 そして、時間の経過に従って、どんな風に症状が変わってきたかを伝えます。

 この時、今までにかかった大きな病気のことや、アレルギーなどの特別な体質のことも伝えましょう。健康診査などを受けた時に渡された健康診査記録や、健康手帳などがあれば、それも見せましょう。

 二度目の診察からは、主治医から言われたことを守ったかどうかを伝えます。

 特に症状が悪化したような時は、そのことも伝えます。

B先生「そうですね。困るのは別の病気で他の病院に行っているのを、言ってくれない患者さんですね。それがあらかじめ判っていれば、適切な治療もできるんですが」

 確かにその通りですね。健康に関することは、できるだけ主治医に報告しましょう。

 特に健腰診査とが別の病気で他の医療機関を利用している時、薬を使用している時は、必ず報告するようにしたいものです。

C先生「私にいろいろ聞きたいことがあるのに、うまく口をついて出ない患者さんがいるんですよ。質問をあらかじめ簡潔にわかりやすくメモして来ると、自分の聞きたいことがちゃんと聞けると思うんですけどね・・・」

 そうですね。質問したいことはあらかじめメモしておきましょう。

 時間のかかる相談をしたい時は、「相談したいことがあるのでお時間をいただきたいのですが、何時がよろしいですか?」と、あらかじめ相談する日と時間の予約を取っておいた方がよいてしょう。

 まず主治医に指示された通りの療養生活を送る努力をすることです。指示されたことが守れそうもない時は、主治医にその理由を説明して、相談しましょう。

 診察についての疑問点は、キチンと質問しましょう。疑問に思っていることをそのままにしておくと、あとでトラブルの原因になります。判らないことは納得がゆくまで質問すれば、信頼関係がさらに深まります。

 年に1回は、健康診査を受け、主治医のところで健康相談をするようにしましょう。健康診査を受け、健康相談をしておくと、主治医もあなたの普段の健康状態が判り、病気の時の診断に役立ちます。

 基本健康診査や職場での健康診査を受けている人は、その結果を持って主治医に健康相談に行くことをお推めします。

 病気や健康に関することは気兼ねせずに何でも気軽に相談できる関係になるよう努力しましょう。

 病気の時だけの関係に留まらず、主治医と患者という間柄であっても、常日頃から信頼関係が保てる努力をしましょう。

 日頃から診察をしてもらっていると、主治医は専門的な検査や治療が必要だと判断した場合、適切な医療機関を紹介してくれるものです。自分で病院をはしごしないで、主治医の紹介で他の病院に行った方が確実です。

 また、引っ越しした時は、主治医の紹介状をもらって、近くのお医者さんにかかることをお推めします。

 いま、地域のお医者さんや関係者が集まって作った地域医療計画に沿って、主治医と総合病院や専門病院などの病院や、その他の保健・福祉サービスとのつながりをよくするシステムづくりが進められています。したがって、診療所のお医者さんは患者さんの病状にふさわしい医療機関などを紹介しやすくなりますし、このことが患者さんにとっては安心して相談できることになり、病気が主治医の専門外であっても、適切な治療も受けられることになります。また、主治医の紹介で訪問看護サービスを受けることができます。


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