脳について

ここでは、 脳について に関する情報を紹介しています。
脳は思考、記憶など高次の精神機能を司るほか、各種の運動、動作の調和、自律機能の調節など生体内で極めて重要な役割を果している。
 また、近年人口の高齢化が進む中で老人性痴呆が社会的に注目されており、そういった状況の中で脳に関する関心が高まってきている。
 そこで、このコーナーでは、脳について簡単に話してみたい。
 脳の重量は、一般的には成人では約1,300グラムである。脳の重量を測定することで脳の萎縮(体積の減少)の程度を知ることができる。脳の萎縮は、生理的な加齢現象として認められるが、病的なものとしては痴呆の際にも認められる。
 ある調査によれば、60歳を過ぎると脳の重量が50〜150グラム(壮年者の約5〜10%)減少するとの結果が得られている。
 脳の表面を見ると、脳回と脳溝とが見られる。脳が萎縮すると、脳回がせまくなり脳溝が拡大する。
 脳を顕微鏡で見ると、神経細胞、グリア細胞、血管などが見られる。神経細胞の数は、140億個といわれており、生後数が増加することはなく、20歳以降は1日10万個ずつ減少していくという報告もある。この神経細胞は、胞体、軸索、樹状突起よりなっている。それぞれほかの神経細胞と短い間隔を隔ててシナプスと呼ばれる連絡をつくり、情報伝達を行う。グリア細胞にはいくつかの種類があり、脳の修復や清掃の働きをしているアストログリア、髄鞘形成はオリゴデンドログリア、清掃や免疫系の働きは、ミクログリアが担うなど役割分担がある。

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