朝食は健康のもと

ここでは、 朝食は健康のもと に関する情報を紹介しています。
●朝食の三つのポイント

 「朝食は健康のもと」と近ごろよくいわれます。
 夜更かし、朝寝坊、加えて長距離痛勤を余儀なくされることによる生活リズムの乱れ、それに伴う朝食の欠食が長年の間に中高年の健康をむしばむことに対する警鐘です。
 それでは朝食が必要である3つのポイントを挙げてみましょう。
 (1)一夜の睡眠中にも数100キロカロリーは消費しており、夕食で蓄えられた肝グリコーゲンも、その間のエネルギー源(血糖)となって消耗されます。朝食でご飯(またはパンなど)をしっかりと食ベ、肝グリコーゲンを増やしておかないと、出勤早々低血糖状態となり、午前中の能率も低下します(朝食に主食を摂取することの必要性)。
 (2)主食食品に含まれるたん白質(500キロカロリー当たり、米なら9.6グラム、食パンなら16グラム、ラーメンなら15グラム)は栄養価が低いので、せめて卵1個分ぐらいの良質たんぱく質を一緒に食べて、不足している必須アミノ酸を補い、栄養価を上げます(主菜食品の必要性)。
 (3)微量栄養素の中でも、ビタミンCは活動時に代謝の激しいビタミンなので、新鮮な野菜や果物(朝の果物は金といわれる)をとり、あわせて食物繊維源とします(副菜食品の必要性)。
 以上が、朝食の三つのポイントです。


●わが家の朝食

 ところでわが家の朝食はというと、子どものころは、朝日の差し込む三畳間で、丸いチャブ台を囲み、炊きたてのご飯とみそ汁、卵と漬物、のりの佃煮とかの簡単な献立をにぎやかにせわしく囲んだものでしたが、それなりにからだの成長を促す内容を含んでいたように思います。
 子育ての時期は食糧の暗黒時代をやっと過ぎたころで、繊維の多い台所作りの食パンに脱脂粉乳で済ますような朝食でした。その後40歳代まで、トーストに果物、牛乳というパターンが定着しました。朝食は簡単にという趣旨でしたが、「3つのポイント」はそれなりに満たしていました。
 ところが50歳代になって、おなかのデッパリが気になりだし、体重もそれまでより2〜3キロ増えてきました。晩酌の機会が多くなったのも原因であったのでしょう。その調整のために手近なところでスポーツを再開したのですが、もう1つ試みたことは、朝食のトーストをやめ、牛乳と果物の2つだけにしたことです。
 はじめの1週間ほどは昼食前の強い空腹感に悩みましたが、すぐに慣れました。幸いに勤務先の昼食が11時半からだったので、その時刻にはたいてい食堂にかけつけて、学食にありつきました。この「試み」は現在も続いていますが、結果として、朝のトーストの分のエネルギーが晩酌のエネルギーの方に回っている計算になります。スポーツ(現在では歩くことがその主たるもの)にも努めて精を出すことによって、体重の調整もどうやらうまくいっています。


●食事がいつもおいしい

 簡単な朝食のせいか、朝は通勤の時間から、すでに少しおなかがすいている感じです。学食は量がホドホドなので、午後も3時過ぎには同じような感じがしてきます。要するに日中はずっとおなかがすいた感じで暮らしています。それでも差し支えない程度の仕事をしているせいでしょうか、おかげで食事はいつもおいしくいただけるのは幸いなことです。
 それでも時に、朝早くからゴルフとか、あるいは都合で昼食が遅くなりそうな時などには、いつもより少し多めに腹ごしらえをして出かけます。やる気にブレーキをかけるほどの低血糖になることを避けるためです。
 旅に出たときは、朝食をガッチリ食べます。日本旅館では簡単ながら一汁数菜の朝食が供されます。簡単とはいっても、いつもの朝食に比べれば3倍ほどのエネルギー源になります。ホテルでは朝食券がつくのが普通です。和風朝食か洋風朝食かを選べる場合もありますが、どちらにしても一汁数菜分であることには変わりありません。同じホテルに2泊以上して選べる場合には、和風、洋風交互にして、楽しみます。
 朝食をガッチリ食べたときは、その分昼食を簡単にすればバランスがとれるでしょう。都合でそうもいかないときは、夕食でバランスをとりましょう。それもうまくいかないときは、過剰摂取になり、それが2、3日も続くと、その分を解消するのに数日を要することになります。

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