▼ 食べあわせ
年配の人なら大抵知っているのが富山の置き薬。この薬売りがオマケにおいていく「食(く)い合(あ)わせ」のビラは以前は大抵の家の台所に貼ってありました。これには「西瓜とさんま」、「たにしとそば」、「うなぎと梅(干し)」、「てんぷらとスイカ」などが絵入りで書いてあり、一緒に食べてはいけないことを戒めたもの(タブー:禁忌)でした。
うなぎの好きな人にとっては梅干しとの食い合わせが本当なら腹痛を起こすことになり、問題となります。このような同食のタブーを一般に広く提起したのは江戸時代の貝原益軒で、著書の「養生訓」に90種類もの同食の戒めを載せています。
当時の人々はたんぱく質の摂取量が少なく、消化吸収の悪い食物繊維の多いものや脂肪の多いものを食べるとすぐに腹痛を起こしたことでしょう。あるいは冷蔵庫がなく、衛生状態が悪いものを食べて中毒を起こしたことも多かったでしょう。青梅をもし生で食べていたなら、猛毒の青酸配糖体が含まれることもあり、当然影響を受けることになります。当時はそれなりの意味や観察の裏付けがあったことと推定されます。
しかし、今では益軒先生の提案は迷信といってもよいでしょう。実際にうなぎと梅干しを多量に買込んで食べる実験がされましたが、全員なんともなかったそうです。現代人はそのような組合わせではびくともしないほど丈夫になっているのです。冬でもビールやアイスクリームが好まれているほどですから。
では現代人は食事の組合わせについて、なにも注意を払わなくてよいのでしょうか。そうではありません。肥満の人が増え、がんや心臓病で死ぬ人が増えているのは食べ物の量と種類、あるいはそれらの組合わせがよくないことがあるのです。一方、健康にとってよい食物の組合わせ効果もあります。私は前者を「食い合わせ」、後者を「食べ合わせ」と読みかえて区別することを提案しています。
厚生省では1日に30食品を食べましょうと提唱しています。これは食品数が多くなると自然と食べ合わせ効果が出てきて、種々の栄養素をまんべんなくとれ、しかも栄養バランスの偏りが少なくなるなど、健康増進に寄与することができるからです。
良心的スポーツ店
ガン末期からの生還他ビデオ特集
うなぎの好きな人にとっては梅干しとの食い合わせが本当なら腹痛を起こすことになり、問題となります。このような同食のタブーを一般に広く提起したのは江戸時代の貝原益軒で、著書の「養生訓」に90種類もの同食の戒めを載せています。
当時の人々はたんぱく質の摂取量が少なく、消化吸収の悪い食物繊維の多いものや脂肪の多いものを食べるとすぐに腹痛を起こしたことでしょう。あるいは冷蔵庫がなく、衛生状態が悪いものを食べて中毒を起こしたことも多かったでしょう。青梅をもし生で食べていたなら、猛毒の青酸配糖体が含まれることもあり、当然影響を受けることになります。当時はそれなりの意味や観察の裏付けがあったことと推定されます。
しかし、今では益軒先生の提案は迷信といってもよいでしょう。実際にうなぎと梅干しを多量に買込んで食べる実験がされましたが、全員なんともなかったそうです。現代人はそのような組合わせではびくともしないほど丈夫になっているのです。冬でもビールやアイスクリームが好まれているほどですから。
では現代人は食事の組合わせについて、なにも注意を払わなくてよいのでしょうか。そうではありません。肥満の人が増え、がんや心臓病で死ぬ人が増えているのは食べ物の量と種類、あるいはそれらの組合わせがよくないことがあるのです。一方、健康にとってよい食物の組合わせ効果もあります。私は前者を「食い合わせ」、後者を「食べ合わせ」と読みかえて区別することを提案しています。
厚生省では1日に30食品を食べましょうと提唱しています。これは食品数が多くなると自然と食べ合わせ効果が出てきて、種々の栄養素をまんべんなくとれ、しかも栄養バランスの偏りが少なくなるなど、健康増進に寄与することができるからです。
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