夜食症候群

ここでは、 夜食症候群 に関する情報を紹介しています。
夜食症候群とは、夜間に過食し、夜間の摂取量は夕食後の摂取カロリーが一日の4分の1以上で、場合によつては一日の摂取カロリー量の半分以上に達することもあり、夜はなかなか寝つかれない不眠を伴い、朝は食欲不振になる病態と当初は定義されましたが、最近は、夜間の過食により一日の摂取量の半分以上を夜間に取るような食べ方の異常をさす広い使われ方をすることもあります。夜食症候群の弊害の第一は肥満になりやすいことです。事実、米国では肥満者の10〜15%はこの食べ方をしていることが調査の結果わかつています。また、この食べ方による肥満者は重症な肥満が多いことも認められています。なぜ、肥満になるかというと、このような食べ方をしている人は大食いになっていることが多い上に、夜は消化吸収が良くなり、からだも脂肪を貯めやすいように代謝状態が変わってしまうからです。生命を維持するのに必要な内臓器官の働きは自律神経の支配を受けて活動していますが、交感神経の活動が活発になるために、昼間は循環器や呼吸器の働きが高まり、夜は、副交感神経の活動が活発になり、消化器系の機能が高まり、そのために、夜食べた栄養素は昼に食べた栄養素よりも吸収率が高くなります。また、夜食症候群のような食べ方は、まとめ食い、どか食いというような食べ方と同様、摂取期間が長くなりがちな食べ方であるため、からだは応用現象という現象をあらわして、食べたエネルギーはなるべく溜め込むように、また、普段はなるべくエネルギーを使わないように代謝状態をかえてしまうのです。肥満は生活習慣病といわれる糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化症(心筋梗塞、脳梗塞)などの最大の要因であり、生活習慣病の最大の要因です。第2の弊害は、食生活が不規則になり、栄養素の摂取も片寄り、栄養素によっては、潜在的な不足状態になり、かぜを引きやすいとか、体調不調、場合によっては重大な病気の引き金になる可能性もあります。食事の取り方の基本は、規則的な三食制度の順守であり、摂取量からいうと、朝、昼をしっかり取り、夜は少なめに取ることが、肥満防止とバランス良い食事摂取のために必要です。

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