清涼飲料水とジュース(ドリンク飲料の摂りすぎを考える)

ここでは、 清涼飲料水とジュース(ドリンク飲料の摂りすぎを考える) に関する情報を紹介しています。
たんぱく質その他の栄養素の不足は生体に重要です。ビタミン・ミネラルを欠乏させてもその影響は数日または数週間単位で現れますが、エネルギー不足では数時間で空腹感として明らかに現れます。水分の不足は数時間単位で渇感として現れ、生命維持の点では数日で意識を消失したり、体液の10〜20%を失いますと生命の危険にさらされますのでエネルギー以上に優先されます。水分はからだの65%を占めていますが、特に乳幼児の場合は、成人に比べて水分蒸発が多いので、水分欠乏の影響は大きくなります。

水分の不足を招く条件
 1)多量の発汗,2)激しい下痢(摂取水分と分泌された消化液の排泄),3)水分摂取不足(乳幼児の場合は保護者の無知、成人では誤ったダイエットなど)、4)アルコール多飲による利尿作用、5)多量の出血、などがあります。水は栄養物や老廃物を運搬し、代謝・体温調節などの重要な役割を果たしています。そのため、適切な水分補給は大切で、ミネラルウォーターや種々の清涼飲料水、ジュース製品が店頭や自動販売機で市販されています。これらは水分の補給以外に嗜好品としての性格も有しています。


清涼飲料水などの摂りすぎの弊害と摂り方
 1)胃酸や消化酵素が薄まり、消化吸収を障害します。2)糖質の含有が高いものもあり、血糖値を高め、空腹感が感じられなく、食欲不振を招く原因になります。最近は包装単位が大きいものも多く、1回当たりの水分摂取ばかりでなく、糖質の摂取量も多くなり、カロリー摂取過剰、肥満にも繋がります。これは、ビタミンB1の不足も招きます。とくに、小児の場合には、要求されたからといって母親がおやつ代わりに与えてしまいますと、清涼飲料水やジュース中の糖質により高い血糖値が保たれ、食欲がなくなります。3度の食事をおろそかにし、栄養のバランスが悪くなり正常な発育に影響します。3)胃酸や消化酵素の分泌にもビタミンが必要です。4)生体内リズムは食事や喫飲などによっても影響を受けます。買い置きしてあるのを見たり、自動販売機の前を通過した時などでも、渇感がない場合でも反射的に飲んでしまうこともあります。そのため、のべつまくなしに飲んでしまい、生体リズムを乱すことになりかねません。5)水分の摂りすぎは腎臓からの水分の排泄を増加するばかりでなく、同時に水溶性ビタミンやミネラルの不足も招きます。6)腎臓や心臓に負担が掛かりますので障害のあるひとは制限が必要です。7)むやみにのどが乾くのは糖尿病の兆候も考えられます。8)脱水症状のひどい下痢では補給量を医師と相談して補います。スポーツドリンクなども、失われたミネラルなどの補給も兼ねて利用を勧める医師もいます。9)大量の汗をかいた後のがぶ飲みは心臓に負担をかけますので薄い食塩水、レモン水、スポーツドリンク(糖分や他の栄養素のバランスに注意)などをゆっくり飲むようにしましょう。

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