フリージングと電子レンジで充実メニューに

ここでは、 フリージングと電子レンジで充実メニューに に関する情報を紹介しています。
暑い夏場は食事作りがおっくうで手抜きメニューになりがちです。まとめて作って冷凍保存する、電子レンジを活用して調理時間を短縮するなどの工夫をし、しっかり食べて体力をつけましょう。


上手なフリージングのポイント

 夏は食品の保存が難しい時期ですから、買ってきたらまとめて下処理や調理をして冷凍しておくほうが安心です。すぐ使えるストック食品がいろいろあれば余裕をもって献立を立てられます。市販の冷凍食品を利用するのもよい方法です。
 上手なフリージングのポイントはできるだけ早く凍らせること。食品の水分をよく取り除き、薄く小さな形にして金属バットに入れて冷凍します。1回使用量に小分けしておくと便利です。空気が入らないように密閉して保存します。
 冷凍した食品はいつまでももつと思い込んでいる人がいるようですが、家庭の冷凍庫は開け閉めが激しく、そのたびに庫内の温度が上昇するので過信は禁物です。冷凍した日付を記入しておいて、なるべく2〜3週間で使いきるようにしましょう。
■ 野菜類
 野菜類は水分が多いので基本的にゆでてから冷凍します。ジャガイモは味が落ちるので加熱調理した後つぶして冷凍します。レタス、キュウリ、ナス、レンコン、モヤシなどは冷凍には向きません。1回使用量が少ない香味野菜は冷凍しておくと便利。パセリや青ネギは細かく刻んで水けをよく取り、ニンニクは薄皮を除いて冷凍します。
■ 肉・魚介類
 冷凍品を解凍して売っていることが多いので注意が必要です。再冷凍するとひどく味が低下しますから、下味をつけたり加熱調理して冷凍するほうがよいでしょう。コチコチに凍った状態ならそのまま冷凍できます。近海物で鮮度のよい魚の場合は、いたみやすいえらと内臓を取り除き、水分をふき取って冷凍します。


電子レンジで調理を

 電子レンジは料理の温め直しや冷凍食品の解凍に使われることが多いようですが、調理にも利用できます。短時間で加熱でき、ガス火と違っ
て周囲に熱を放散しないので夏場にはありがたい調理器具です。少量作るのに適していますから、単身者や高齢者世帯では上手に利用するとよいでしょう。
 電子レンジは、マイクロ波という電波が食品の内部の水の分子を振動させ、その摩擦熱によって加熱する仕組みになっています。ゆでる、煮る、蒸す、いためる、焼くなどほとんどの調理が可能ですが、最も威力を発揮するのは野菜類の下ゆでです。水を使わず短時間で加熱するのでビタミンやミネラルの損失が少なく、素材の味や香りが逃げません。色もきれいに仕上がります。献立に野菜が不足しているときは電子レンジを使えば簡単にお浸し、あえ物、サラダなどが作れます。
 また、厚い肉を焼いたり野菜いためを作る場合、電子レンジで軽く加熱してからガス火で調理すると、時間が短縮できるだけでなく、使用する油の量が少なくてすむのでエネルギーを落とす効果もあります。
 このほか、乾物類をもどす、豆腐の水けをきるといった時間のかかる作業も電子レンジなら数分でできます。

電子レンジを使うときの注意点

■ 電子レンジに向く容器
 耐熱容器が適していますが普通の食器も使えます。金属は電波を反射するので金属製品や金銀の模様が入った器は使えません。プラスチック製品、木製品、ガラス製品、漆器、土鍋など焼きのもろい器も向きません。
■ 加熱むらを防ぐには
 材料はなるべく大きさをそろえて切ります。量が多い場合は途中でかき混ぜ、大きいものは一度上下を返します。
■ 加熱時間は短めに
 加熱し過ぎると固くなって食べられなくなることがあります。時間は短めにセットし、途中で様子をみて、足りない場合は少しずつ加熱するほうが失敗がありません。加熱時間は食品の重量にほぼ比例します。
■ ラップかふたをする
 ラップまたはレンジ用のふたをして加熱すると食品がしっとり柔らかく仕上がります。パリッとさせたい場合はラップなしで。
■ 卵、イカ、ソーセージなどは
 切り目を表面に膜が張っている食品は破裂することがありますから、包丁で切り目を入れたりフォークなどで穴を開けておきます。
■ 野菜類は水けを残して加熱する
 電子レンジは食品の水分が少ないとうまく加熱できません。野菜類は洗った後、少し水けを残したままポリ袋に入れるかラップに包んで加熱します。アクのあるものや色をきれいに仕上げたいものはすぐ水にとります。キャベツやブロッコリーなどはそのままざるにあげて水けをきります。
■ 最初は簡単な料理から
 電子レンジだけでもかなりいろいろな料理が作れますし、オーブンレンジならさらに料理の幅が広がります。最近は便利な機能を備えた高性能のオーブンレンジが開発されています。ただし、上手に使いこなすにはそれなりのテクニックが必要なので、慣れない人はシンプルなタイプのほうが使いやすいかもしれません。
 最初は調味料を加えて加熱するだけでよい簡単な料理から始めましょう。素材や味つけを変えれば、それだけでもけっこう料理のレパートリーが広がります。

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